決して飲酒を進めるわけではありませんが、適度な飲酒は良いガス抜きになることがあります。
これはアルコール依存症の減酒治療の良いところです。
先日感じた負の感情
先日、何だか心が病んだ状態で眠りにつきました。
無理矢理「寝よう」と思って寝ました。
でも実際は「あー飲みたいなぁ」と感じていました。
何も気にせず酒を飲んでいた頃であれば、それが何時であっても外に飛び出し、飲みに行ったでしょう。
最低でもコンビニで酒を買ってきて、家で飲んだでしょう。
何か特別嫌なことがあったわけではありません。
振り返って考えてみると、何となく、自分が努力していることが報われないような感覚に陥り、少し自暴自棄になったといった感じでした。
負の感情の正体は、現在の自分への不満と、未来の自分への不安でした。
不満や不安はあなたの隣に
改めて考えてみると、現状の自分に不満を抱いたり、未来が不安になったりするのは、不思議なことではありません。
今の自分で大満足!と思えているのは幸せなことだと思いますが、そうなってしまうとそれ以降の成長が無くなります。
不満があることによって、努力してより良い状態をつかみ取ろうとします。
仮に、満足した状態にあったとしても、その状態の継続や、より一層の満足を望むのが普通だと思います。
不満は無いにしても、満足した状態が終わってしまうという不安はあるでしょう。
不満や不安は、表立って明確に感じなくとも、常に自分の隣に存在していると認識した方が良さそうです。
だったら、不満や不安と仲良くなりたいものです。
不安や不満との向き合い
常に隣に存在する不安や不満。
やってしまいがちなのは、それらから逃げること。
ただ前述した通り、それらは常に隣に存在しています。
どれだけ走って遠くへ行っても、必ず横に付いてきます。
本当に「構ってちゃん」です。
私が一昨日「飲みたい」と感じたのは、まぎれもなく不安や不満からの逃げですが、飲むこと=逃げることは解決になりません。
やっぱり、不安や不満とは向き合い続けるしかないのです。
自分自身とよく会話して、現状の何が不満なのか、不安の原因は何なのかを見極めて、それを徹底的に潰す。
それだけ構ってあげると、もうこの「構ってちゃん」も満足でしょう。
不安や不満と仲良くなれそうな気がしませんか?
まぁこういったのは理想論で、頭でわかっていても、ときには逃げたくなるし、実際に逃げてしまうこともあるのですが。
以前カテゴリ「タチバナ的思考」の中で「信じれば叶う!」とかポジティブなことを言っていたのに、人の精神状態は一定でないのが難しいところです。
