減酒外来7回目の受診。
寒い。
風が強く、温度以上に寒さを感じる。
私は暑がりで寒がり。
外では完全防寒なので、逆に屋内が異常に暑い。
病院へ向かうために電車に飛び乗ると、どっと汗が吹き出た。
今回は、減酒としては上手くいっていることを伝えよう。
前回はスリップ後だったので少し気まずさというか緊張があったが、今回はそういったことはなかった。
若い男性
待合室では二人のスーツの男性が診察待ち。
一人は見た目の若い男性。
たぶん20代だろう。
前回の受診時に会った方とは別人だと思うが、もしかしたら一緒かもしれない。
アルコール依存症患者の年齢分布はどんな感じなんだろう。
断酒会に参加した際には、40代〜70代くらいまでが多そうな印象だった。
減酒治療に対応したアルコール依存症外来は、それよりも少し、年齢層が若めなのかもしれない。
順調である報告
先生「その後どう?」
私「順調です」
先生「そう、よかったね」
私はいつも通りアプリ「減酒にっき」を開いて見せた。
先生「そうだね。良い感じだね」
私「そうですね。一度遅くからスタートした飲み会があって、明け方4時に帰宅した日があったのですが、さすがにスリップからまだ1ヶ月程度ということもあって、まぁ大丈夫でした」
先生「元気だねー!4時はすごいね。薬は問題ないかな?」
私「そうですね。変わりなく、です」
先生「次いつ来る?」
(え!もう終わり?)
私「また2週間後に来たいと思っています」
先生「そっかー。時間も同じでいい?」
私「はい。お願いします」
あっという間に診察が終わってしまった。
報告することがない
あっという間の診察だった。
以前別の病院でも通院していた経験があるが、やはり、うまくいっているときは診察が短い。
おそらくだが、次の2週間後の通院では報告することが一層少ないだろう。
なぜなら飲み会が1つも予定されていないから。
断酒に切り替えたというわけではないが、現在家の都合(育児)で、すべての飲み会をキャンセルしている。
もともと家では飲まないので、飲み会さえなければ、まぁ飲むことはないだろう。
セリンクロも消費しないだろう。
そんな中、わざわざ病院に行くのは正直に言うと面倒。
きっと、次の診察当日は、もっと面倒に感じているだろう。
だが、行こう。
通院の習慣化に大きな意味があるのだから。
そして「飲み会が一度もありませんでした」と報告することにも、きっと意味がある。
2週間後の自分と約束。
必ず病院には行くこと。
