減酒外来へ通院する意味

減酒外来4度目の受診でした。

相変わらず仕事終わりに病院へ駆け込んだ私。

ほとんど病院が終わる時間だったので、他の患者さんは誰一人おらず、すぐに診察の順番が回ってきました。

結婚式で飲んだ報告

診察室に入るや否や、

先生「どう?調子は」

私「順調に減酒できていると思います。アプリで記録しているんですが…」

そう言いながら私はスマホを取り出し、アプリ「減酒にっき」での記録をお見せした。

先生「あー調子いいね。飲まなくても大丈夫なんだ」

毎回飲み会以外では飲まないことを伝えていて、先生は必死にパソコンへそれを入力しているはずなんだが、どうして覚えてもらえないのだろうか。

嫌な気がしているわけではない。

先生の適当な感じは癒やされる。

私「よく飲んでいた頃から、飲み会以外ではほとんど飲まないので、普段は大丈夫ですね。直近なら結婚式で2杯飲みましたが、それで止められました。そのときセリンクロは服用していました」

先生「よく我慢できるね。えらいえらい」

セリンクロの効き具合の確認

先生「セリンクロはどう?気持ち悪くなったりしてない?」

私「11月に4連続の飲み会があったときは、セリンクロを毎日服用していて、はじめはクラクラしましたが、4日目には体調の異変がほとんどなくなりました。その後しばらく飲み会がなくて、セリンクロも服用おらず、結婚式のときに久々に服用しました。すると、ちょっとクラクラした感覚があり、少し気持ち悪かったです」

先生「薬への慣れがあるんだなぁ。体調が悪くなるから飲まないの?

私「どうなんでしょうか。体調に異変がないときは、まぁ飲もうと思えば飲めそうな感じはありましたが、そういう客観視ができているってことは、まだ安全なのかなぁと思ったりします。久々のセリンクロでクラクラしていると、さすがに飲みたい気持ちは少し薄れているように思います」

先生「なるほど、なるほど」

やはりセリンクロはまだ発売されてから新しく、使用例が少ないので、先生も私の経過が気になっているようだ。

私「身体的に飲みたくなくなるメカニズムはよくわかりませんが、精神的には効果がありそうと、今のところは思っています。断酒していた頃は、飲むチャンスをうかがっていました。家族の目がない状況で、スキあらば飲もうとしていました。今では、飲みたくなればルールの範囲内で飲むことが許されていて、それが飲みたい感情の爆発を抑えているのかもしれません」

先生「押さえつけられると反発したくなることはあるからねー。じゃあ減酒が合ってるってことなのかな」

世間話

その後はほとんど世間話だった。

先生「忘年会とか結構あるの?」

私「そうですねー、12月中旬から末にかけていくつかは予定が決まっています」

先生「大丈夫?我慢できそう?」

私「セリンクロ飲みつつがんばりますよ!」

先生「年末に向けての仕事は忙しいの?」

私「そうですね。いくつかのプロジェクトが切りよく終わるので、今はそれに向けてバタバタしていますね」

先生「終わったら祝杯とかあげないでよー」

私「わかってます。気をつけます」

昔は良く何かにつけて祝杯をあげていた。懐かしい。

先生「今年もう一回来る?」

私「そうですね。あと1回は来たいと思っています。でも、念のため、今日セリンクロを多めにいただいてもよいですか?」

先生「いいよ。何回分くらい必要?」

通院する意味

こんな感じで、減酒外来の4回目の受診が終了した。

このサイトやTwitterの更新と同様に、通院することもまた、自分を見つめ直す機会になるし、生活のリズムになる

断酒していたときもそうだったが、受診時 、上手くいっているときは特段話すことがない

何かしらの失敗があったときには、そのときの状況や今思っていることを先生と話し合うことになるのだろうが、上手くいっていれば引続きがんばっていこう以上のことにはならない。

以前の断酒時は、上手くいっているときに通院が不要だと勘違いしてしまい、結果スリップして大失敗した。

上手くいっている状態を継続させるために、今回は通院を引続きがんばろうと思っている。

減酒外来5回目 2019年最後の減酒外来通院

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