アルコール依存症を治療できる病院【厳選8選】

自分、もしくは周囲の人でアルコール依存症の疑いがある人はいませんか?

お酒をほぼ毎日飲んでいて、飲酒に関するトラブルが多い人はアルコール依存症の可能性があります。

とはいえ、アルコール依存症の可能性があるとして、一体どこの病院で診察を受けたらいいのでしょうか

このページではアルコール依存症を治療できる病院を厳選して8つ紹介しています。

アルコール依存症の治療を検討している方は是非参考にしてみてください。

制作協力
このページの制作には、アルコール依存症初期で精神病院へ入院された小石(仮名)さんにご協力いただいております。小石さんは入院中に他の依存症患者の方と共に治療プログラムに参加されていました。現在は断酒での治療に取り組まれています

まずどの病院へ行くべきか?

アルコール依存症の治療を検討している場合は、アルコール依存症の治療を行っている専門病院への受診が望ましいです。

とはいえ「どの病院がアルコール依存症の専門病院なのかよくわからない…」という場合は、まずはお近くの精神科に行ってみてください。

そして、スクリーニングテストを受けてみましょう。

スクリーニングテストとは、自分がアルコール依存症であるかチェックするための簡易テストです。

もし、スクリーニングテストを受けられない場合は、他に受けられる病院がないか尋ねてみましょう。

さらに、アルコール依存症を治療するのにおすすめの病院がないか聞いておくとベストです。

受診から治療にいたるまでの流れ

病院へ行って先生に話を聞いてもらったら即治療!とはいきません。

本当にアルコール依存症かどうか、血液検査や尿検査、必要に応じて心電図や脳波、レントゲンからCTまで細かく検査をします。

流れとしては以下の通りです。

受付

初診の場合は診療申込書・問診表などに記入し、保険証か各種受給者証を提示します。

診察

医師が診察を行います。聞かれたことに正直に答えるほど誤診の確率が下がります。

検査

血液検査、尿検査、心電図、脳波、レントゲン、CTといった検査を行います。

薬の処方

医師が症状に応じた薬を処方します。治療はここからスタート。薬は医師の指示に従って使用しないと、症状の悪化や最悪の場合、命に関わる事態になりかねないので注意してください。

会計

診察料や処方箋料などを支払います。初診の場合は初診料を払います。

アルコール依存症が原因で精神病院を訪れる方は初診であることが多いです。

他の病院からの紹介状もなく診断を受けると、初診料と合わせて選定療養代(※)として特別料金を別に請求される場合があります。

特別料金は総合病院や国公立病院、大学病院のような大病院で徴収されており、初診の場合は5,000円以上かかります。

また、大病院から別の診療所や医療機関に通うよう紹介されてもなお、患者が大病院へ通うことを選択した場合は再診の際に2,500円以上の特別料金を支払わなければなりません。

具体例として、とある患者がアルコール依存症治療の診断を初めて受けに行ったとすると、下記のようにお金がかかります。

  • 大病院の場合
    – 初診料+特別料金+検査代など
  • それ以外の病院
    – 初診料+検査代など

つまり、医療機関の種類によって支払う額が大幅に異なるのです。

もし大病院を受診希望する場合は、かかりつけ医に紹介状を書いてもらうことをおすすめします。

※選定療養とは、公的医療保険の被保険者の選択によって提供される医療サービスのこと。大病院の初診、再診、時間外診療や歯科での金合金などの使用がこれに含まれます。

費用アルコール依存症の治療にかかる費用

アルコール依存症治療で有名な病院

アルコール依存症の治療に特化した、全国でも有名な専門病院を8カ所リストアップしました。

この8カ所の病院のうち7カ所の病院は、厚生労働省が依存症対策のため選定した、アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症の「依存症治療拠点機関」と呼ばれる病院です。

これらの病院では、依存症の治療や家族へのサポートだけでなく、依存症対策を推進するための研修や情報収集・提供も行っています。

つまり、依存症治療に特化した専門病院の中から選りすぐられた一流の病院なのです。

こちらの病院のいくつかは、公式HPで簡単にできるスクリーニングテストも実施しています。

自分が依存症かもしれないと疑っている人は、是非スクリーニングテストを受けてみてください。

久里浜医療センター(神奈川県)

日本を代表する、アルコール依存症治療の最先端とも呼ぶべき病院です。

国立病院としては初のアルコール依存症専門病棟を設置した病院とされており、公式HPでアルコール依存症のスクリーニングテストを性別ごとに行っています。

病院名独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター
住所神奈川県横須賀市野比5-3-1

大石クリニック(神奈川県)

依存症治療に入院ではなく、通院を中心とした治療を行う全国でも珍しい専門病院です。

依存症患者だけでなく家族へのサポートも充実しており、会社員の患者に対応した週3回の夜間診療も行っています。

病院名医療法人社団 祐和会 大石クリニック
住所神奈川県横浜市中区弥生町4-41大石第一ビル

旭山病院(北海道)

北海道札幌市指定の依存症治療拠点機関です。

治療プログラム内容が少し特殊で、SSTと呼ばれる対人関係の練習や、アンガーマネジメントという自分自身の感情との付き合い方を学ぶプログラムがあります。

病院名医療法人 北仁会 旭山病院
住所北海道札幌市中央区双子山4丁目3番33号

青南病院(青森県)

東北に1カ所だけ存在するアルコール依存症専門病院です。

治療拠点ではありませんが、ARPアルコール リハビリ プログラム)での治療を行っている東北唯一の精神科病院でもあります。

病院名医療法人 青仁会 青南病院
住所青森県八戸市田面木字赤坂16-3

刈谷病院(愛知県)

愛知県の治療拠点機関です。

患者の自律性を重視した治療を行っており、治療プログラムと並行して外泊訓練認知行動療法という患者自身に自己分析を行ってもらう取り組みをしています。

病院名医療法人 成精会 刈谷病院
住所愛知県刈谷市神田町二丁目30番地

垂水病院(兵庫県)

兵庫県にある治療拠点機関の一つです。

治療は行いたいが仕事の都合で長く入院できない方向けに、短期解毒入院という2週間ほどの治療プログラムを実施しています。

病院名公益財団法人 復光会 垂水病院
住所兵庫県神戸市西区押部谷町西盛566番地

瀬野川病院(広島県)

広島県の治療拠点機関です。

外来通院の患者さんを対象に個別プログラムを行っています。

ハームリダクションという「完全にアルコールを絶つことより、減酒して身体へのダメージを減少させる」ことを重視した新しい治療法を実施しています。

病院名医療法人せのがわ 瀬野川病院
住所広島県広島市安芸区中野東4丁目11-13

肥前精神医療センター(佐賀県)

昭和20年から精神疾患を専門に治療する、九州の治療拠点機関です。

福岡に出張してのアルコール専門外来も実施しています。

病院名独立行政法人国立病院機構 肥前精神医療センター
住所佐賀県神埼郡吉野ヶ里町三津160

ここで紹介したのはあくまで代表的な病院だけです。

この他にも相談をメインに行う医療機関や専門病院は沢山あります。

依存症対策全国センターの公式HPでは、依存症の相談窓口・医療機関の検索をすることができます。

近所に依存症の専門病院がないか確認してみてください。

予約を忘れずに!迷ったら電話相談も

専門病院に限ったことではありませんが、初診の場合は予約が必要な病院がほとんどです。

アルコール依存症の治療を考えている方は、まず予約をしてから受診しましょう。

また、上記で紹介した病院の多くが簡単な電話相談を実施しています。

中には医師自らメールアドレスを公開し、メール相談を受け付けている病院もあります。

「治療するほどではないが、ちょっと心配なので聞いてみたい」

「家族の依存症を誰に相談したらいいのか分からない」

そんな悩みを持つ方は、専門病院に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

病院によっては入院する条件に「患者が治療をしようという強い意志を持っていること」を掲げる病院もあります。

とはいえ、「否認の病」と呼ばれるアルコール依存症患者を説得するのは容易ではありません。

ですが安心してください。

相談に乗ってくださる方が必ずいらっしゃいます。

上記の通り、電話相談を受け付けている病院は多く存在します。

離れた病院であっても、専門家からアドバイスを受けられるだけでも心強いものです。

一人で抱え込まず、一度相談をしてみてください

費用 アルコール依存症の治療にかかる費用 治療 認めることが第一歩。アルコール依存症の治療

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